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 ありか通信 バックナンバー

Vol.178 平成27年12月

ありかのメッセージ

皆さん12月になりました。御元気でお過ごしですか?

ありかはこの前、まどかちゃんと二人で絵の展示会をやり、大成功に終わりました。新聞にも載せていただいてとってもハッピーでした。ありかや、まどかちゃんの絵を見て元気になったと言ってくださる人がいて本当にうれしかったです。だって障害を持っている二人が、こんなにもみんなのお役に立たせてもらってうれしかったです。皆さんも何かうきうきすることを見つけてやってみませんか。心が元気になりますよ。心が元気になったら病気もしませんよ。
ありかはとても楽しいつながりを持てて幸せです。障害があっても、なくても、人とつながることはとても大切なことで、生きていくうえでも大事なことだと思います。
ありかは幸せです。障害があっても幸せなのですよ。それは生き方ではないかなと思います。おこることに感謝して、喜んで受け止めることをすれば、少しずつハッピーになるような気がします。なんでとか、どうしてとか、否定的な考えばかりをしているとどんどんそのループにはまり込んで、にっちも、さっちも行かなくなってどんどん苦しくなるのではないでしょうか。

ありかは今日のお昼ご飯を何にしてもらおうかと考えています。いつもは、ヘルパーさんが何も聞かずにさっさと作ってくれるのを唯ありがたく食べるのですが、時々は食べたいものが何かありますかと尋ねてほしいなと思います。それは贅沢でしょうか。で、今日のありかの気分では、先ほどは無性にお饅頭が食べたくなりました。ありかには珍しいことです。ありかと言えばおせんべいのありかです。お饅頭と言ったので、ママからそんなのないよと言われました。
ではお昼のメニューはそうだね、ピザもいいし、パスタもいいし、から揚げもいいし、ステーキもいいし、と言ってもありかの冷蔵庫にあるものでしか作れませんと言われそうです。そりゃキムチ鍋など食べてみたくなりました。キムチ鍋、白菜鍋、豚しゃぶなどもいいな〜。鍋が食べたい気分だけどお一人様の鍋はちょっと寂しいね。隣から、すき焼きはどう?と突っ込まれましたが、すき焼きもやはりお一人様は寂しいね。みんな大勢で、わいわい言いながら食べるのが楽しいです。
皆さんはどんな食事風景でしょうか。お一人でも楽しいよという方はいらっしゃいますか。今、ゆっこのバッグの中に、コッペパンが入っていて、これが朝からどうにもこうにも気になって仕方がありません。コッペパンなんて懐かしい人もいるのではないでしょうか。ゆっこのおひるごはんらしいのですが、ありかはどうも、今日のお昼ごはんとしてありかのおなかの中に入りたいと言っているような気がします。
ゆっこは絶対ありかにはあげないといいます。又買えばいいでしょうと言ったのに今日のゆっこは、車の中で食べながら帰るとすぐに仕事ができると言って、なかなかいう事を聞きません。ゆっことの付き合いも20年になります。たったコッペパン一つくらい分けてもいいと思うのにね。ヘルパーさんも御飯の準備を手抜きできるので、喜んでくれると思います。
今日はミルクコーヒーとこのコッペパンをおいしくいただきます。皆さんもどうぞコンビニでコッペパンを見つけたらありかを思い出してくださいね。(コッペパンは無事にゆっこさんの鞄に戻りました。)

今年もとっても素敵な一年をありがとうございました。来年ももっと良い一年になりますようにと心を込めてお祈り申し上げます。




ゆっこの徒然なるままに

 12月になり、クリスマスのイルミネーションが夜空に輝きはじめました。急激に寒さが増し、今朝2階の部屋へ行くと寒暖計は5℃になっていて、思わずブルっとしましたが、皆さまはお変わりございませんでしょうか?

 11月10日〜16日まで1週間、岡山の「看取り士養成講座」を受講してきました。
初日の午前中は、マクロビオティッマクロビオティック(正食)について学び、実際に料理し食べました。マクロビオティックというと、ストイックなイメージを思い浮かべますが、マクロビオティックとは、穀物や野菜、海藻などを中心とする日本の伝統食をベースとした食事を摂ることにより、自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する考え方で、マクロビオティックの語源「マクロビオティック」は、「マクロ=大きな」「ビオ=生命」「ティック=術、学」の3つの言葉からなっていて、古代ギリシャ語を語源とした、「自然に即した命のあり方」という意味だそうで、マクロビオティックのはじまりは、桜沢如一氏(1893〜1966)が、石塚左玄の「食物養生法」の考え方と、東洋思想のベースとなる中国の「易」の陰陽を組み合わせた、「玄米菜食」という自然に則した食事法を提唱したことからはじまったようで、その後1950年以降、久司道夫氏によってマクロビオティックが体系化され、欧米を中心に広まったそうです。
マクロビオティックの二大原則は、身土不二(暮らす土地の旬のものを食べること。人間も植物も生まれた環境と一体という意味で、例えば、熱帯地域でとれるフルーツには体内の熱を下げる働き、寒い地域でとれる野菜には体内を温める働きがあり、四季のある日本では、季節ごとの旬の食材をとることで、からだのバランスがとれるという考え方)と、一物全体(自然の恵を残さず丸ごといただき、ひとつのものを丸ごと食べるという意味で、食材そのものは丸ごとでバランスがとれており、穀物なら精白していない玄米、野菜なら皮や葉にも栄養があり、全てを摂ることでからだのバランスがとれるという考え方)という2つの原則があるそうです。
養成講座中はこのマクロビオティックの玄米採食で、お砂糖もみりんも使わない食事を頂きました。初日の午後からは、茶道を学び、お茶を一服頂きました。
いよいよ次の日は9時から養成講座の開講式があり、三重県鈴鹿市、兵庫県神戸市、岡山県真庭市と福岡県小郡市の私の4人が参加しました。
胎内内観の5日間は、朝5時に起床して、洗面を済ませ、人とは一切会話をせず、朝、昼、夜の食事も畳半畳の仕切りの中で済ませ、ただただ自分の内に気持ちを向けます。
朝6時〜夜8時まで、朝の洗面、朝食と昼食の後の散歩、入浴、トイレ、以外はすべて自分を見つめる時間でした。就寝する時も、仕切りを縦に並べ、壁と仕切りの中に布団を敷いて寝ます。夜9時消灯です。TVもパソコンも携帯も新聞も本も読みません、
ひたすら自分に向き合います。

「胎内内観」は、1メートル四方程度(畳半畳)の囲い中に座ります。
1.お腹の中にいる時から今日までの時間を区切り、対象者(父や母など)と日常生活やその中で生じた様々な関わり、出来事を出来るだけ沢山、具体的に鮮明に思い出す。
2.その思い出した事実をもとに、その対象者に「何をしていただいたか」「何をして返したか」「どんな心配や迷惑をかけたか」を調べ 、1時間半〜2時間毎、面接者に報告をする。
3.次の年代について繰り返し調べる。
4.対象者の立場に立ち、「対象者から自分へ送る」手紙と、「自分から対象者へ送る」手紙を書く(ロールレタリングと呼びます)。
5.対象者を変えて調べる。
「調べる」とは、自己中心的な見方を捨て、客観的にその事実を「相手の立場にたって考える」ことで、今まで「こんな風に言われた、こんな風にされた」と思って、「絶対に許さない」と思っていたことが、「相手の立場にたって考える」と、その時のその人の気持ちや、その時のその人の言葉や行動が、あの状況の中で発されたのかと感じられると、誤解や偏見や過ちがあったことに気付き、恨みが薄らぎ、「絶対許さない」と思っていた私の方こそ、「許して下さい、ごめんなさい」と言う気持ちになりました。
胎内内観は「他人から気付かされるのではなく、自らの過ちを自ら気付くことができる。これが内観の素晴らしさであり、内観における感動の源となるのです」と説明がありますが、まさにその体験が出来ました。今まではなんと人のせいにしてきたことか、まるで自分が被害者になっていたんだなと思いました。
胎内内観の説明の中で、「不完全性の自覚に基づく謙虚さ」と言う言葉がありました。(人格の柱 不完全性という言葉にいみがある)人間は不完全である。どのように不完全であるか。@病気もする Aうそもつく B不倫もする C我欲のために身を誤る D自分で自分のことが分からない E自分で自分が制御できない F人を恨む G人をだますH人を殺す I戦争もする 等  どんなに偉くなっても、常に不完全性に基づく謙虚さを無くしてはいけない。この不完全性の自覚に基づく謙虚さを無くした時に、人間であることを失格する。「不完全性の自覚」に基づく謙虚さを、常に肝に銘じて生きていくことが大切である。
ほんの少し、本来の人間性を取り戻したような気がしています。講師がこの体験は「漢方薬」の様にじわじわと効いてきますとお話しをされましたが、きっとこの体験が、今の私にとって必要だったのだと思います。とっても良い時間を過ごせました。


 



 


 







 

 









 

 




 







 


 








 







 

 

 

 

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