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 ありか通信 バックナンバー

Vol.174 平成27年8月

ありかのメッセージ

ありかはこの夏どこにも行けません。ママに旅行に行きたいと申し出ましたが、却下されました。ヘルパーさんが足りなくて付き添ってくれる人がいないんだそうです。ゆっこもヘルパーさん無しだと行けないと言います。悲しい悲しい夏です。どなたかお暇な方で、介護の経験がある人がいたら一緒に旅をしたいのですが、どこかにいませんか〜と叫びたい気持ちです。夏に一度くらいはどこかにお出かけしたいよね〜。
ありかが旅に出たい意味をお伝えします。旅に出れば出会いがあります。初めてお会いする方々と仲良くなることができれば、何となく心が広がっていくように思えます。初めて会う人がどんな生き方をしているのかわくわくします。だって家の中にいても出会いはありません。一歩足を踏み出してこその出会いです。
ありかは常に介護が必要なので旅に出るのは大変ですが、でもここであきらめてしまわずに、どうすれば旅を楽しめるか、ちょっと考えてみたいと思います。「旅の期間中の旅費、食事つきで、わずかですがヘルパー代もでます。」と宣伝したらアルバイト気分で、優しくて、力持ちな人が申し出てくれないかなと思っています。
旅に出たらきっと、違う面も出てきて、新しい発見もあると思います。どうぞそんなアルバイトをしたいと思う人があればご連絡くださいませ。行きたい場所を一緒に考えてもらうと、もしかしたら、あなたが行きたかった場所に行けるかもよ〜。
ありかが行きたい所は、本当は花火大会だったんですが、大濠の花火大会も終わったし、其れよりも涼やかでおいしい食事を出してくれるお宿に泊まってゆっくり温泉に入れたら幸せだろうなーと思います。
皆さんもどこかいつもと違うところで、この夏の思い出を作ってください。人生は楽しむものだそうですよ。生きている間にいっぱい楽しみましょう。
ありかはいたって健康で、痛い所や、調子の悪い所は一つもありません。この暑さの中、食欲が落ちるということもなく、つつがなく生きています。
ゆっこやママは足が痛いと言っています。二人とも加齢だと言いながら、何とか、かんとか言いながら生活しているようですが、皆さんはいかがですか。体調をくずしていませんか。夜眠れないことはありませんか眠れないと体がきつくなりますね。どうぞお体をご自愛くださいね。お盆のあたりは特に体調を崩しやすいのではないでしょうか。

お盆と言えば、ご先祖様がお帰りになるそうですが、ありかの所にもパパや、お姉ちゃんが帰ってきてくれるのでしょうか。
皆様のお宅にもどなたかお帰りになる方がおいででしょうか。懐かしい方がお帰りになって、お盆の送り火を炊くまでしっかり一緒に思い出話などしながらゆっくりと過ごされるのもいいもんですね。
ありかはパパが帰ってきたら、ちょっとお話をしたいことがあります。
「パパ そちらの生活は楽しいですか。何か不自由はないですか?」と尋ねてみたいですね。楽しくて、何不自由がないのなら、ありかもちょっと旅に行って体験コースを味わってみたいと思います。特別招待なんていうのはないのでしょうか。行ったきりになるのはちょっとまだいやなのですが、2泊3日くらいの旅だと、とても助かります。パパちょっと考えてみてください。ゆっくりありかとそちらで過ごす計画を立ててみてね。
ママがありかは変わってるねと言いますが、皆さんはちょっとだけ天国を覗きたいという気持ちはありませんか。そこがとても苦しい、辛い所だと、誰も行きたくないと思うけれど、楽しくて、優しくて、あったかい場所であれば、ちょっと遊びに行きたい気がします。

亡くなった人が迎え火によって帰ってくるのもいいけれど、お盆の間に、こっちの人たちがあの世に旅行するのも素敵な話だと思っています。
せめてあの世に行けないのならこの世のどこかに行けるといいなと思います。皆さんもどうぞ楽しんでくださいね。




ゆっこの徒然なるままに

 我が家は神社の境内と公園が目の前なので、早朝5時頃と、日暮れ近くに神社の境内の方から「カナカナカナ」と蜩が鳴き、何とも言えない郷愁にかられます。が、日中は、この暑さで子ども達は一人っ子一人遊ぶ子はいないのですが、誰もいない公園の7〜8本の桜の木に、もうそれは それは 夜明け前からすごい蝉さん達の命の大合唱、蝉時雨で大賑わいです。

我が家の老犬“クロちゃん”は、目も耳も遠くなり、朝「散歩に行くよ〜」と主人が声をかけると、娘犬の“チャチャちゃん”は、「待っていました」とばかりに尻尾をフリフリ、リードに繋がれるのももどかしく、「行きたい、行きたい」モードですが、“クロちゃん”は、その日の気分でお尻も上げず、顔をあげただけで無視します。それで、主人は“チャチャちゃん”だけを連れてお散歩に行くと、しばらくすると公園の方を向いて、「ひゅ〜ん、ひゅ〜ん」と鳴きます。「そんなに置いていかれるのが悲しいのなら、一緒に行けばよいのに…」と思います。
今朝は犬小屋から玄関を通って、隣のゲートボール場まで行ってストライキに突入したようで、しばらくすると「ひゅ〜ん、ひゅ〜ん」と、それはもう「悲しくて、悲しくてたまらない」と鳴き声が聞こえるので、慌てて私が救出に行きました。
 孫ちゃんたちが来る金曜日は、散歩の途中で「おやつ」をもらえるので、よろよろしながらもお散歩します。食欲はとても旺盛で、自分の分をさっさと食べ終わったら“チャチャちゃん”の所へやってきて横取りをしようとして、”チャチャちゃん“から「う〜、う〜」と怒鳴られます。
犬も人も、高齢になって、意志疎通が難しくなると、だんだん卑屈になって、食欲だけが残るのかな〜、そんな風にならない様にと“クロちゃん”が教えてくれているのかなと思います。「ありがとう!!」

 いつもは穏やかな2匹ですが、雷が鳴ると、2匹ともとても怖がって犬小屋にしている納屋から脱走してしまいますが、さすがにこの頃は“クロちゃん”は、一緒に脱走する体力も気力もないのか、耳が遠くて雷の音も響きにくいのか、丸くなって寝ています。
フェンスで囲まれた納屋(納屋の戸は空け放しています)からどうやって脱走するのか、いろいろ探して、思い当るところは封鎖をして「これで完璧だ!」と思っていても、どこからか雷の音と共に姿を消してしまいます。
「どうやって、どこから脱走するのだろう」と長い間疑問で、「監視カメラをつけて、見てみたいね」と言っていたのですが、先日は遠くで雷がゴロっと鳴ったので、早く“チャチャちゃん”をリードで繋がなければと勝手口を開けた瞬間、ものの見事にフェンス越えをしている現場を見てしまい、タッチの差で逃げられました。(このフェンスの高さをよじ登っていたのかと驚きでした。)
こうなると、主人と二手に分かれ、それぞれにリードを持って、いつもの散歩コースを回ります。今回は脱走の現場を見ていたので、遠くまで逃げられず、近所で主人が逮捕して連行してくれました。
脱走した“チャチャちゃん”を納屋まで連れて行くと、“クロちゃん”が鼻と鼻をくっつけて迎え入れている姿は、やっぱりどんなに年老いても“親”なんだなと思います。
「クロちゃん心配したね、チャチャちゃん、無事帰ってきてよかったね」と言うと、ペロペロなめてくれます。
これからは雲行きが怪しくなる前にリードに繋ごうと思います。犬と人間の“知恵比べ”もこれで終わりにしたいものです。

中山靖雄さんの「すべては今のためにあったこと」と言う本が本棚の中にあって、なんとなく手に取ってみました。
「済んだことは、みんないいこと、これから起きることも、みんないいこと」そういうふうに思えたら、今の人生をすべてこのままでやらせてもらうということだけになります。
そうしたら、いいご縁がどんどん湧いてくるのです。
天がそれを起こされたのだから、「あっ、そうなんですか」というだけのことです。
それを苦にするか、苦にしないかだけのことです。 と書いてありました。
「起きることしか起きない、全てはいつかのいい日の為に」と、すべてを受け容れることが出来れば、悩みは無くなるのでしょうね

 まだまだ暑さは厳しさを増すと思われます。どうか皆さん、お体を十分ご自愛ください


 







 

 









 

 




 







 


 








 







 

 

 

 

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