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 ありか通信 バックナンバー

Vol.161 平成26年7月

ありかのメッセージ

皆さんは時々お茶の時間を持つことがありますか。

ありかは毎日降る雨で外出ができないので、大好きな人とお茶会をしたいと思っています。コーヒーでも、紅茶でもいいのですよ。でもありかにとっての大事なことは、飲み物の横におせんべいやおかきがあることが大事です。ケーキやクッキーはいりません。ちょっと硬めの歯ごたえの良いおせんべい、おかき。それがあれば至福のひと時を送れます。

ありかのお茶会においでになりませんか。日曜日か、月曜日においでいただければ、ありかとのおしゃべりを楽しみながら、お茶の準備をいたします。おいでになる前にちょっとご連絡いただければありがたいのですが、よろしくお願いします。雨の日のティータイムなんておしゃれでしょう。CDもお聞かせします。

何時もママとゆっこから、おしりをたたかれて通信を書いています。「おやつの前に書き上げようよ」とか「さっさと書いたら御飯だよ」とか、まるで幼稚園生のようにせかされますが、これがまたありかにとったらいい刺激になっています。さぁ書こうという日も年に何回かはありますが、本を書く作家さんが編集者の方から、締切が・・と言われているシーンがあるでしょう。

今週の木曜日に大きな台風がやってくるそうです。ありかは肝が据わっているので、あんまり怖がりませんが、雨、風がひどいと停電したり、ヘルパーさんが遅れたりするのがとても困ります。ずぶぬれになってこられるととても大変だなと思います。あんまりひどい雨なのでお休みしますなんてことは、絶対に言われないけど困りものです。
ありかはお友達、知り合い、はじめまして、どんな方もありかの家に来て下さるのは大歓迎です。お茶をしながら笑ったり、おしゃべりしたりして楽しい時間を過ごせばきっとみんな幸せになりますよね。
幸せになるために生まれてきたという人もいます。ありかも幸せになるために生まれてきたとしたならば、もっと幸せに貪欲になろうと思います。幸せになるのが怖いという人もいると思うけれど、幸せになるのに罰は当たりませんよ。宇宙の神様はどんな人も幸せになるのを心から応援してくれています。
皆さん勇気をもって幸せになりましょう。罰が当たるや、今にきっとどんでん返しになるなんて言葉は、怖がり屋さんの人たちが言った言葉ですよ。きっと親たちが怖がってそういう風に教えたのかもしれませんね。もっともっと幸せになって、ほら、限界を付けず、人はますます幸せになれるのだと教えてほしいなと思います。
どんどん幸せになろうよ。もっともっと幸せになろうよ。だって幸せになるために生まれてきたのだから。みんながもっともっと幸せになればなるほど幸せはますます大きく広がっていくよ。世界中が幸せその色に染まっていくよ。さぁみんな幸せになろう。

人それぞれに幸せの色が違うと思うよ。ありかはおせんべいやおかきとお茶だよ。ママはすたすた歩ける体力。ゆっこは益々人とつながることがきっと幸せだと思うよ。それぞれ違う幸せを求めてそれをゲットして、感謝してその喜びを他の人に笑顔という形で返していくことが大事なのではないかと、今日のありかは感じています

笑顔でみんなが幸せになれば、子供たち、今から生まれてくる赤ちゃんは、安心してこの世を楽しむことができるのではないでしょうか。みんなが少しずつ幸せになるとコミットメント宣言してそれを実行していけば、この世の中が幸せ色に染まっていくよ。さぁみんな自分の幸せ色を探して、心の中を幸せ色で埋め尽くそうね。今月はそんな月間になったらいいよね。
ありかはそう思います。皆さんはどう思いますか。





ゆっこの徒然なるままに

いつの間にか7月になりました。いよいよ台風シーズン到来です。
さっそく、明後日の木曜日(10日)ごろに、大型の台風がやって来るというニュースを見て、予定と見合わせてどうなることかと思っています。逸れて欲しいと願うばかりです。この通信が届く頃には、どんな進路に走り去ったか分かるのでしょうが、どうぞ皆さんのお住いの処に被害が及びませんように祈ります。

このところ、私の知り合いから「謹呈」と書かれた本が2冊届きました。その1冊目
著者 隅崎行輝 「ぼくが旅したホスピス」 木星舎 
      1200円+税 (2014年6月21日発行)
表の帯には、ケアタウン小平クリニック院長の山崎 章郎氏が「どんな困難もひょうひょうと乗り越え、人間の尊厳を求めて、世界中のホスピスめぐりの旅を続ける隅崎さん、本書には今まさに「ホスピスケアをすべての人に」と100万人の署名を集めて全国行脚する隅崎さんの、その魅力と原動力の源泉がみなぎっている。希望と勇気に満ちた本である」と。
後ろの帯には「ときおり届くメール通信「旅日記」はバスに列車と船に徒歩、その日録からわたしは、雨のなか風の吹くなかで、こうもり傘を杖にデイバックを背にした隅崎さんのうしろ姿を思い描いていた(その像は、フレデリック・バックが描いた、ジャン・ジオノ「木を植えた男」の挿絵・姿と重なっていたことを付け加えておこう)」と書いてある。
隅崎さんとは、彼が「市民ホスピス福岡」の代表を務めていた時に、10年ほど一緒に活動をやって、9年前に脳出血を発症して、右半身マヒと失語症を患い、発語がままならない体を、ひたすら一人でリハビリと向き合い、不自由な体で四国のお遍路やイタリアやスイスなどの旅を続ける強さに感動し、今は全国を飛び回って署名活動をやり続けている闘志に脱帽しています。
若いころから生死に関心を持っていたようで、会うたびに熱くホスピスを語り、不思議なご縁の話やときおり神様に出会ったような話や、「今のホスピスは、癌とエイズの人しか入れない、すべての人が終末期に入れるように、国会に署名を提出するために、100万人の署名が必要」と熱く語る彼に押されて、時々署名の手伝いをやっていて、この先、隅崎さんがどう生きていくのか、どんな風にゴールにたどり着くのか、ちょっと楽しみです。

もう1冊は、著者 樋高知子「奏であういのち」
     脳性まひとALSのひとたちをめぐる物語
     青海社  1800円+税 
        (2014年6月30日発行)
帯には、「困難であればあるほど ふたつの魂は惹きつけあう 重度障がい者と援助者が 垣間見た世界 地域で暮らすことが困難な6名の障がい者が サポーターに囲まれながら、家族や施設に頼らず、自分らしい生き方を求めて地域社会に挑戦し続ける」と書いてあります。
ありかさんやママの奈津美さんと私のことも何度も与論島から取材に来て下さって、この本のトップバッターに載せて頂きました。ありかさんの処の最初のページには「支援者との深い信頼関係の構築で実現した、自立生活」「脳性麻痺の藤亜里佳と、伯母で育ての母である加藤奈津美、そして20年間表現することを閉ざされた亜里佳との筆談を可能にした宮崎由紀子の愛情にあふれる関係」と書いて下さいました。ちょっと恥ずかしい気持ちもします。
この本を書いた樋高知子さんは、この本の中にも登場する木村浩子さん(上下4肢のまひと言語障がいをもつ。障がいの有無に関係なく、誰もが宿泊できる民宿「土の宿」を沖縄県伊江島とオーストラリアにつくり、特別非営利活動法人「共に生きるネットワークまなびや―」の理事長で、世界身体障碍者芸術家協会の会員)が、2010年の7月にオーストラリアにある「土の宿」に滞在中、夜の介護者として毎晩宿に通っていた時に、宿で行われたドキュメンタリー映画「1/4の奇跡―本当のことだから」の上映会が開催され、映画に登場する多発性硬化症を患う少女・雪江ちゃんが、映画の中心的登場人物の山本加津子さん(元特別支援学校教諭)に彼女が亡くなる前に「本を書いて欲しい」とお願いされたようで、木村さんは樋高さんに「雪江ちゃんではないけれど、本を書いてくれますか」との一言を伝えられて、この本が誕生したそうです。
 樋高さんはあとがきに「6つの物語は、他者との関係のなかで大切な人々との横のつながりをいかに深められるかが人生を豊かにする重要な鍵を握ると教えてくれる。物語に登場する障がいのある人たちや難病を患う人は、他者の支援なくしては今日、明日の生命さえ脅かされる状態にある。自分が望む安心して充実した人生を送るためには、信頼できる他者を頼るしかない。一方、サポートする人たちに、助けようとか善い行いをしようとかいう気負いはない。また、哀れんだり同情したりすることもなければ、むやみに崇めることもない。あくまでも自然体で接し、気が付くと夢の実現に貢献している。だが双方の関係は、頼れるものと頼られる者といった単純な構図では語れない。気の置けないもの同士が喜怒哀楽を分かち合い、互いに良い影響を与えあうお互い様Wのかかわり合いなのである。」とあり、最後の1行には「この本を手にとってくださった方々が、大切な人とのつながりにしばし思いを馳せてくだされば、この本を書いた者として冥利に尽きます。」と書かれています。
なんだか心があったかくなりました。樋高さん、ありがとうございます。





 

 




 







 


 








 







 

 

 

 

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