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 ありか通信 バックナンバー

Vol.146 平成25年4月

ありかのメッセージ


4月になって、桜も散り始め介護の方たちも少し体制が変わって変化の月のようです。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。入学式、入社式が始まりますね。ありかは、春は出会いの季節だと思っています。皆さん、いい出会いをしてくださいね。
先日、柴田さんという方の講演会に出向いたときに、お手紙を預かっているとありか通信を読んでいる方からお手紙を手渡されました。ありかのように障害を持った女性の方からでした。へこんだ時にありか通信を読んで元気になりました。ありがとう。ありかが無理をしないで元気でいてくださいと祈りますと書いてあってとっても嬉しくなりました。
誰かのお役に立つということは、どんなに幸せなことでしょう。支えられ、支えることをお互いにやって生きていけることのありがたさを感じました。この場を借りて、心からその方にありがとうと伝えたいと思っています。そしてその方に通信をコピーして毎回渡してくださっている方にも心から感謝します。
ありかがなぜ生まれてきたかと、時々自分に問いかけることがあります。人はみんないろんなお役目をもって生まれてきたと思います。あなたはどんなお役目をもって生まれてきましたか?みんなそのお役目を思い出して、その達成のために生きていますか。思い出して少し動き始めてみませんか。
ありかも少しずつやり始めています。ゆっことこうやって筆談ができるようになったあの日から、ありかたち、言葉のない人間にも深い思いがあることを皆さんに知ってほしいと思うし、何もわかってない人と思われる人にも、ちゃんとしっかりした思いがあるということを知ってほしいと思って、ありかネットというものを作っていろんな形で皆さんにアピールしてきました。
ありかは、ほんの少しずつ、皆さんのお役に立てればうれしいです。皆さんもだれかのために働くのではなく、自分のために働いてくださることが、まわりまわって人のお役に立つらしいですので、どうぞ、まずはご自分のためにやりたいことを遠慮せずにやり始めてください。そうすればきっとこの世界が楽しい世界になるはずですよ。
ありかも自分がやりたいこの通信をやり続けていきたいと思っています。
春の季節を感じるものをたくさん食べると夏場が元気に過ごせるそうですよ。皆さん春の季節のものをたくさん食べて元気に生きていきましょう。そうすればきっと
元気な一年を過ごせるはずです。


ゆっこの徒然なるままに

四月になったとたん、つばめさんが飛んでいるのを発見。なんだか季節が変わって行くのを感じました。

 先日3月24日に「看取り士柴田久美子講演会」を無事に終えることが出来、ホッとしています。柴田さんの話は、優しさと思いやりとエネルギーにあふれていて、いのちのバトンの話しはとても感動的でした。
お話しの後の質疑応答の時間も30分では足りないほどで、自分の思いを語る方もお出でになり、多くの方が泣いておられました。
「もう自分を責めなくて良いのかなと思えた」「辛かった思いが軽くなった」  「どうしても死が怖いと思っていたけれど、向き合えそうな気がします」「ありがとう。とってもいいお話しだった」「どうしたら、何度も何度も立ち上がっていけるのか、どうしたら死を恐れないでいられるのか、どうしたら常に感謝の気持ちで接することが出来るのかなと思った」と友人から沢山お礼のメールをもらって、本当に講演会をやって良かったと思いました。
一緒に聴いていた小さな子どもたちも、静かに聴いてくれて本当にありがとうでした。
ありかさんをはじめ、元同僚たち、傾聴講座のみなさん、私の住む小郡市力武の町内会の方、知人、友人、それに我が家の親族など、大川、柳川、久留米、鳥栖、佐賀、福岡、そうそう帰省に合わせて東京からも来て下さって、お陰さまで大盛況になりました。
一時は(我が家の身内と仲間15〜6人しか集まらなかったらどうしよう)と思っていましたが、市報に載せて頂き少しずつお問い合わせがあったり、大川の傾聴講座の方々が団体で来て下さったり、抱っこの仲間が職場の方やパートナー(夫婦)や親(姑)と一緒に来てくれました。本当に皆さんありがとうございました。
受け付けを身内が担当してくれましたが、予想よりも沢山の方に来て頂いたので、配布資料が足りなくなり、2度もコピーに走ったので「話しを聞けなかった」と嬉しいぼやきも聞け、DVDやCDの音響関係を担当してくれた抱っこの仲間のパパ(介護職)が、一番前の席で男泣きをしていました。

夕方6:00〜7:30の講演会なのでお腹をすかす人もいるだろうと、おにぎりやお稲荷さんやお菓子などを沢山差し入れてもらって、講演会終了後は数名の方たちがまるで花見のように車座になっておしゃべりに花が咲いていました。時間ぎりぎりまで柴田さんの周りではお話しを聞いて欲しい方が順番待ちでしたね。
介護を必要とする人を24時間交代で見守るエンジェルチーム(本人さんとご家族を孤独にしない為の取り組み)に、早速申し込みをされた方もお出でになりました。

一週間経ち、落ちついて資料にも眼を通すと、
「言葉の力で看取りをプラスに導く」
「旅立つ人に触れる時、その方と一体感を持つことが出来ます」
「触れることで残される人々は、旅立つ人の命のバトン、生きる希望を受け取ることが出来ます」
「触れ合うことで、死を分かち合うことが出来るのです」
「人は自分の呼吸が他と共有された時に心が安らぎます」
「触れ合うことで旅立つ人の心は落ち着き、呼吸を合わせることでさらに呼吸は穏やかになります」
「祈る心は、治る力と言われ、祈りを受けると、抗生物質の投与量が五分の一に減って、健康的になった」と書いてありました。

資料の中で私が一番心に響いたのは、「人は死んで仏になるのではなく、死を受け入れた時から仏なのだと、多くの死者に教えられた」という言葉です。
生きている間に仏になれるのだ…。思わず生きている間に仏になりたいと思いました。すべてを超越して、悲しさや不安や恐れを手放し、穏やかでしなやかな柴田さんのように、やさしく、やさしく、やさしく生きていけたら最高の幸せだろうと思います。

お金の事も病気のことも老いる事も何にも囚われず、ただただ祈りと感謝の中で生きていける。それはこの世の極楽だろうと思います。それが出来るのだとしたら…。
それを目指す為に、自分の心と向き合って、うらやましい気持ちや、認めてもらいたい、ほめてもらいたい気持ちや、怒りたくなる気持ち、自信のない気持ちなどを、抱きしめる時間が必要なのかと思いました。

 







 


 








 







 

 

 

 

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