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 ありか通信 バックナンバー

Vol.126 平成23年8月

ありかのメッセージ


 8月になりました。8月1日はありかにとっては記念すべき日だそうで、ヘルパーさんが「もう8年目に入りましたね。」と言って下さいました。一人暮らしをして7年たちました。

ありかは伊江島に行ってきましたよ。伊江島はとっても静かな田舎って感じです。だって信号が一つか、二つしかないのですもの。後は広い広い(といっても周囲が20キロくらいらしいのですが)何だか、田んぼでもないし、サトウキビ畑でもない,何かしらない何もないような土地が広がっていて、めったに車も通らないようで静かです。
ありか達はレンタカーを借りて島の岬へ行って、夕日を眺めました。そこでも島の人の出会いで道を案内してもらい、優しさを沢山分けてもらいましたよ。
涌出(わじ)という海岸はとっても夕日が美しく、皆さんにも是非見てもらいたいくらいです。ありかも海が見える場所で、お天道様が沈もうとする姿をゆっくり見ることが出来ました。夕日に輝く雲がとても美しかったですよ。ここでも戦争が起こっていたようです。この小さな島にも基地があるんですよ。びっくりです。

『土の宿』にて談話風景


ありかは日ごろ、クーラーの生活に浸りきっているので、クーラーのない土の宿は、とてもとても辛くて、特に夜は、暑いのと虫さんの襲来がありそうで、とてもゆっくり眠ることができずに、2日目はゆっこ一人をおいて、さっさとクーラーのあるお宿に逃げ出して、快適に眠ることができました。皆さん土の宿に行く時は、まず、暑さになれるように訓練していくこと、虫さんとも仲良く、刺されないように体力をつけておくことが大切です。冬や、秋口の土の宿は快適かな。でも夏の暑さが大好きという方は自然そのもののお宿をお勧めします。今度行く時はママたちが「この暑い時に沖縄はないでしょう」といっていたあの教訓を思い出して、少し時期を考えましょう。

その場で出会う人々と、いろんな思いを語り合う時間が、とても祝福されているような気がします。
ありかは伊江島に行ってから、何だかちょっと気分が変わってきたように思います。あそこに行ったことのある人は何か解るでしょう。あの島、あの宿特有の何かがあるようで、あそこに行ってあの空気を吸ったら、何だか体が緩むというか、神経が緩むというか、何だかあくせくしなくてもいいんじゃないの。人生はそんなに根をつめなくてもいいんじゃないのという、そんな気がする。そんな空気がじわーと流れているような気がします。    一生懸命に働いて何か糸がプツンと切れた人には、とてもいい環境だと思うよ。
ありかは本当は4,5日くらいあの空気の中にいたいのですが、体力がもてない気がしていますが、もし体力的に持つのであれば4,5日いてもっと心の洗濯をしてみたいなと思います。ありかが心の洗濯をしたように、今回いっしょに行った、ゆっこや、ママや、介助をしてくれた人も何かを感じてくれたことと思います。そんな不思議な島、不思議な宿です。皆さんも一度行って自分で体験してください。皆さんが行った時に出会う人との関係が大切なことと思います。


『土の宿』の室内


ゆっこの徒然なるままに

沖縄へ7月21日から4日間行ってきました。

那覇空港からレンタカーを借りて、高速を走って、1時間半ぐらいの本部(もとぶ)港から30分ほどフェリーに乗ったところにある伊江島は、周囲22キロの小さな島でした。
フェリーを降りて(島について)お昼ごはんを食べようと、観光ブックに載っている「すずらん食堂」のそーきそば(麺は小麦粉をガジュマルの灰汁(またはかんすい)で打ったもので、ソバ粉は用いない。これをブタやカツオのだしで取ったスープで食べる。具はチギアギ(さつまあげ)や小口ネギ、豚の三枚肉などであるが、ソーキ(スペアリブ)を醤油とみりんで味付けしたもの)を食べました。
とっても美味しいのですが、量の多さに驚いてしまいました。食べても 食べても、そばが減らないのです。ソーキのでっかいのが3枚入っていて、とうとうギブアップ、ごめんなさい。 沖縄の人はこの量が普通なのかな〜

この島にある民宿「土の宿」は、重度の障害があっても、トイレもお風呂もお台所も使いやすく設計してあるので(30年前に建てられたそうです)泊まれます。
近くのJAで食材を買ってきて、自炊生活をやって、1泊2000円で泊まれます。クーラーはないし、テレビもラジオもありませんが、まるで田舎のおばあちゃんの家に遊びに来た感じで、広い縁側に座って星を眺めたり、(これがなんとびっくりするほど、沢山の星が輝いています)すぐ近くの海岸で貝や珊瑚を拾ったりしました。(東京から自転車でやって来たお兄さんは、毎日釣りをしたり、ウニを取って来て酒の肴にしたりします。私達もお相伴にあずかりました。塩水で洗っただけのウニは最高でした)
昼間はとっても暑いので、お昼ごはんを食べたら、お宿の中をうろうろして一番涼しい場所を見つけてお昼寝をします。(まるで子どもの頃の夏休みに、遊び疲れてお昼寝をしていたように、大の字になって畳の上にゴロリン)
夜はサンシンの弾きがたりで琉球の歌を聞かせて頂き、夜が更けると、いつの間にか12畳ほどの板張りのお部屋にある大きな幹の机の前に、宿泊している人やスタッフさん達が集まり、泡盛や冷たいお茶を持ち出し、夜中の1時ごろまで語り合いました。
お風呂は夜中の12時まででしたが、特別に許可を頂きました。
夜は長くて時間は十分にあるって感じがしました。(時が緩やかに流れていくような感じです)この頃には、やもりがキ、キ、キと鳴きだします。 ヤモリが鳴くことを始めて知りました。カミキリムシも捕まえたら鳴きました、コガネムシも飛んできます、すご〜い。
 

朝は6時前から、セミや鳥が鳴き始めるので、あさ〜という感じで、起こされます。
お昼に海岸で遊んで熱くなった体を冷やすのに「ぜんざい」を食べよう!と誘われて、頭の中では「この暑さに、ぜんざい???」の思いで入った喫茶店で出されたのは、小豆の代わりに金時豆をさっぱりした甘さに煮て、そのうえにふわふわのかき氷が山盛りにのり、その上に練乳がたっぷりかかっていて、かき氷の金時だな〜と思いながらも、「ここは沖縄、ぜんざいです」、とてもおいしかった〜、その上300円、やす〜い。
夜、自炊をせずに沖縄の手料理のお店に行き、楽しい出会いがありました。
牛の爪を切るお仕事をしているおじさんは、妹さんが3歳の頃に病気になって障害を持つことになったと身の上話しをしながら涙ぐみ、家においで、泊まりにおいでと名刺まで下さって、楽しい時間を過ごせました。
 島ラッキョウの天ぷら、ラフティー(バラ肉の角煮)、タコライス、くるま麩のチャンプルー、お寿司、名前が覚えられない沖縄料理をたくさん食べて、美しい海や夕陽を見て、いっぱい語り合って、虫に刺された4日間の旅でした。

 「人と人がどうやったら仲良く暮らせるか」という課題について、木村浩子さんにちょっとだけお話しをお聞きした時間が宝物になりました。
家庭の平和、地域の平和、職場の平和、組織の平和のためには、みんながもっと仲良しになって、支え合って助け合って生きていくことですね。
ハンディを持った人たち、病気の人たち、高齢者、子ども達、みんな、みんなが安心して暮らせる為に平和であることが必須です
 浩子さんは、「みんなが平和に暮らせる社会をつくるのは私の課題だけど、生きている間にはやり遂げられない」と話されました。「ゆっこさん、後は頼むよ」と言われ、なんだか涙があふれました。

 








 







 

 

 

 

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