CONTENTS
 ありか通信 バックナンバー

Vol.125 平成23年7月

ありかのメッセージ

 暑中お見舞い申し上げます。梅雨が終わったら、何時の間にかギラギラ太陽さんのお出ましになり暑い日が続いていますが、皆さんお変わりありませんでしょうか。

この暑いときになんとありかは沖縄に行こうと計画を立てています。ママや、ゆっこの猛反対を省みず、ありかの閃きでは7月23日に、伊江島で何かおこる気がして、その日の出会いがこれからの人生を変えるヒントをもらえるような、そんな気がしているのです。だから7月23日には伊江島に着いてみんなと楽しい時間を過ごす予定です。皆さんの中に、お暇の方は伊江島の「土の宿」においでください。楽しいことが待っているような気がします。皆で行けばきっときっと楽しいよ。ママはこの暑い時にわざわざ沖縄に行かなくてもと言いますが、北海道ではダメなのですよ。あの伊江島の「土の宿」に行かなければ出会えません。木村浩子さんという障害を持ちながら、とても力強く生き抜いているおばあちゃんの愛をいっぱい感じにいきましょう。
信頼できるボランティアさんもつかまったし、ゆっこも仕事を何とかしてくれたし、ママが一番心配なのですが、今から何でも飲んで、体力をつけて4人で行こうと思っています。いっぱい筆談の用紙を用意していってほしいなと思います。きっとゆっこがこき使われることでしょう。

今年の夏はイベントがいっぱいで嬉しいです。ヘルパーさんが「こぶくろ」のコンサートに行ったという話をされて、ありかもコンサートに行きたくなりました。ライブのあの暑い熱狂した雰囲気は、やはりコンサート会場に行かないと、体験できません。いっしょにノリノリになってあの歓声の中、何だか意識が遠のきそうになる寸前のあの盛り上がりの中にいると、血が騒ぎます。やはり一年に一回くらいは体験したいです。スマップにも逢いたいなー。秋までに素敵な人のコンサートに行きたいものです。音楽会みたいな静かな雰囲気で楽しむ時間も良いのですが、若い人達の熱気むんむんの中にいると、ちょっとありかも若さを吸収できそうな気分になりますよ。
ありかはこの頃、ちょっと気持ちに余裕が出てきました。心の中の整理が少しづつできてきたようで、今は調子がいいです。

今週は阿蘇にも行く予定です。何度も訪ねたことのある大野勝彦さんの美術館に行ってきます。このおじさんは農作業中に両手を切断するという事故にあいながら、心に響く絵や、言葉をかかれます。ありかはこんな風に自分の心に向き合い、それを乗り越えられた人に強くひきつけられます。ありかもそんな風に生きたいと心から願っています。
通信を書いていると、横からちょっかいが時々あります。文章が短いだの、ようわからんだのいわれますが、ありかはありかの思ったとおりを書いて表現していくつもりです。他の人の意見は意見として聞きますが、決めていくのは自分です。すべての出来事を自分の責任で決めて、行動し、そしてその結果をすべて受け止められればそんな生き方も良いのではないかと思います。自分で決められなくて、人に決めてもらって、そして結果をその人の所為にするという生き方では、その人のその人らしい生き方は見えてこないと思います。ありかはありからしく生きていきたいのです。皆さんも皆さんらしく自分の気持ちや考えを大事にしながら、それでその結果に責任を取っていけるといいですね。ありかも少しづつそんな生き方をして行こうと思います。


■ 特番  伊江島 ■
ありかは1976年に生まれました。戦争は知りません、沖縄で何があったのかも知りません。
今度沖縄の伊江島に行くことで、少しは戦争のことも勉強してくるつもりです。ありかの中では、戦争って国と国の利益などの絡み合い、領土の絡み合いが原因なのかなと思いますが、この地球の人々のいろいろな考え方が違うと競争したり、持っているものの価値を比べあっていくことで、争いが起こったりするのかな。人と人が違えば喧嘩になるのかな。違ってもいいよと言わないのかな。助け合おうよと言わないのかな。ありかには解らない。競争しなければならない気持ちがわからない。競争って何ですか。人より賢いとか、お金持ちとか、運動ができるとか、よいものをいっぱい持っているとか、そんなの競争することではないのではないでしょうか。だってその人が持っていても。その人がいらなければ人にあげればいいし、人が持っているものがほしくなれば分けて頂戴といえばあげられないのかな、あげたら損するような気がするのかな。あげたら二度と手に入れられないと思うのかな。そんなことないのになー。分かち合うことで、自分も相手も幸せになるのにね。いっぱい持っていたとしてもそれをどう使うのですか。
人が死ぬ時に名誉がほしいのですか。何ももって死ねないのにね。
ありかは戦争のことは良く解りませんが、きっと伊江島に行けば詳しいことを聞けることと思います。皆さんも戦争の話をいっぱい聞いて平和を考えられたらいいなと思います。
「平和とは」というのをいっしょに考えてみましょう。日本が平和であることの大切さを、一人ひとりが理解することで、平和が近づいてくるような気がします。人と人との争い、国と国との争いのないこの美しい地球が穏やかでありますようにと、今日は思ってしまいました。


 

 

ゆっこの徒然なるままに

突然、6月の末にありかさんが「7月23日に沖縄の伊江島の木村浩子さんの所へ会いに行く」と宣言されました。
いきなりの切り出しに驚き、言い出したら絶対引かないありかさんだから、これは困ったぞと内心思い、「そんなに急に言っても、浩子さんは全国を回って仕事をされている方だから、お留守かもしれないよ」と優しく言ってみたり、「無理、ムリ、急に言ってもこちらが都合がつかないから」とか、「暑い時に沖縄にわざわざ行かないでも、もっと涼しくなってからにしたら良いよ」とか「介助を手伝ってくれる人だって3泊4泊も付き合ってくれるのは大変なんだよ」と強く言ったり、ママと二人で色々反対意見を並べてはみたものの、昨年、絶対に無理と思っていた(ママと二人で絶対無理と言い張っていた)フランスとスイスへの旅が、なぜかドミノがパタパタと倒れるように、すべての問題(課題)がクリアされて、「夢は叶う、思いは叶う」というありかさんの言葉通りになったあの悪夢(笑)を思い出してしまった。
 絶対無理と言いながらも、いつの間にか手帳を取り出し、この二つの仕事をどうにかして変更すれば良いのかな…と、もう頭は行く段取りを始めている自分に、「いかん、いかん、また、ありかさんの戦術に乗らされている」とブレーキをかけつつ、「木村さんは、お忙しいからきっと日程が合わないはず」と思いつつ電話をかけると、丁度その頃は伊江島に居らっしゃるという返事を頂いて、「わー、いかん、いかん、又ドミノが倒れ始めてきたぞ〜」と、鳥肌が立ち始めた。
それでも帰り際に「家に帰って仕事の変更の相談はしてみるけれど、難しかったら私は行けないからね」と、ありかさんに念を押して、帰り道すがら「スムーズに事が進めば行け、難航すれば行くなということ」と、流れに身をまかすことに決め、帰宅後、仕事先に変更の相談をすると不思議なことに、二つとも上手くいった。
又しても、ありかマジックか・・・

最初に伊江島の民宿「土の宿」の木村浩子さんの話しを聞いたのは、確か10年程前だったように思う。ご自身が重度の障害をお持ちで、「どんな障害を持った人でも泊まれる民宿で、全国から色んな方がおいでになって、いろんな出会いがあって心が癒され、元気になるし、木村さん自身がすごくてステキな方だよ」と聞いて、行ってみたいという思いがず〜とあって、一度計画を立てたこともあったが、その時はご縁が結べないままだった。
 3年前に、知人の所で木村浩子さんがおいでになって個展があっていると情報が入り、都合を付けて最終日に行った時、車椅子に乗ったままで、唯一自由のきく左足で携帯メールを打っていられる姿に衝撃を受け、ちょっと固まってしまって近づけなかったけれど、にっこり笑って体をよじりながら「どうぞ」と誘われると、緊張が解けてしまった。言葉の一つ一つが、自然体でそれでいて心にしみるお話だった。
その後2度、3度お会いする度に、思いは募るようになり、いつか伊江島に行こうと心に決めていた。ありかさんは、そんな気持ちを汲んでくれたのか、突然の宣言に驚きながらも、ワクワクしている私です。
長年思いを込めた人に会いに行く、まるで青春の1ページです。
どんな旅が展開して、どんな出会いがあるのか、来月の徒然に書きたいと思っています。楽しみにして下さいね。

 暑さが厳しくなる季節です。
どうぞ、お体をご自愛下さいませ。

 








 







 

 

 

 

バックナンバー
ありかネットワーク
福岡県福岡市博多区相生町3-2-6-106
(TEL)092-581-9683 (E-mail):info@arikanetwork.com
2005 ArikaNetwork all rights reserved.