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 ありか通信 バックナンバー

Vol.119 平成23年1月

ありかのメッセージ

 皆さん、年が明けましたがお変わりありませんでしょうか。ありかはとても元気に新年をお迎えできましたよ。年賀状を沢山いただいてありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

ところでお正月をいかがお過ごしでしたでしょうか。ありかは今年はのんびり過ごそうと思っています。今年、35歳になるのですよ。すごいですね。よく生きてきました。障害を持つと中々長生きすることは難しいといわれています。元来ありかは健康そのものの体を生んでくれていたからだと思いますが、その後ママや、ヘルパーさん達の健康管理の賜物だと思います。本当にありがたいです。

ところでこの通信は10年続いているそうです。これもすごいことです。10年続けてこれを読んでくださる方々のおかげだと思います。
この10年を迎えるに当たって、ありかはママとゆっこにそれはそれはお世話になりました。10年前、ママの知り合い、ゆっこの知り合いに通信を出すことから始めました。あの頃は30名くらいだったと思います。それからどんどん広がって200名をこえていました。今は100名そこそこになりましたが本当に根気よくありかのメッセージを読んでくださってありがとうございます。以前は中国や、イギリスにも送っていたことがあります。今は北海道から沖縄まで日本のあっちこっちで100人の方々が、読んでくださって本当にありがたいと思っています。

35歳という年はありかにとっての大きな大きな岐路にたどり着いたような気がしています。今まではがむしゃらに一人暮らし、仲間と一緒に生活するというスタンスで生きてきましたが、これからはじっくり考えてどういう方向性を持って生きていこうかと思っています。今の生活はとても充実していますが、これをキープしながら、ありかがもともともっていたビジョンをさらに大きく実現するという年になってきたと思います。
ありかは元々障がいを持つ人や、病気の人、悩んでいる人、心の病気の人、子育て中の人、お年寄りの人などが皆で安心して、集える場を作りたいという思いがあってここまでやってきました。
ありかと関わった人達の中には障がい者の支援事業を始めた人、介護の支援を始めた人、ゆっこのように心の解放をお手伝いしている人、いろいろなかかわりの中から大きく大きく育っていってくれました。それがありかの喜びでもあるしもっとそれを大きくしていくことだと思っています。
ありかのように知的障がい者と言われる人たちも、身体障がい者といわれる人達も、精神障がい者といわれる人達も、皆力を合わせて、高齢者さん達とも手をつないで、皆で仲良く生活していく環境を作っていけるといいなと思います。
もっと障がいを持つ人達と健常者といわれる人たちが交わる「輪」があればいいなと思います。近くて仲良しになればもっと違ったものができるはずです。

ありかの部屋の隣に「市民ホスピス福岡」という市民団体さんがいてくださっています。まず此処の人たちと関係を結ぶことが大切かなと思っています。代表の隈崎さんとは昨年、パリからスイスに足を伸ばした時に逢いました。彼は夢を実現させようと、ありかと同じ思いを持って動いてくれている人です。もっとお隣さんと仲良くなることからスタートかなと思っています。

「お隣さんと仲良くなる」皆さんもまず、今年はお隣さんと仲良くなることから始めませんか。家族の中の誰か、例えばちょっと、縁遠く感じているお姑さんとか、おじさんとかいませんか。苦手だなと思っている人こそ、あなたの心の中の扉を開いてくれる重要な鍵を持っている人だと気づいてください。
まず仲良くなると宣言をして、どういう風に仲良くなるかと考えて、仲良くなることができれば、そこからあったかい感情がわいてきて、助け合うということがスムーズにできるようになります。これこそが私たち一人ひとりに課せられた役割ではないでしょうか。
仲良くなること、隣の人と支えあうこと、そうすればこの地球ももっと豊になっていくことかなと思います。
人間本来の姿は、支えあうこと、愛し合うことではないかと思っています。皆さんまずは隣の人と仲良くなることをやり始めてみませんか。きっとあなたの優しさを待っていますよ。



 

 

ゆっこの徒然なるままに

2011年も無事に明けましたが、みなさまは
年末年始をいかがお過ごしでしたでしょうか?

私は、30日にお餅つきを済ませ、おせちを作って、恒例になった除夜の鐘を孫達とつきに行き、元旦早々「最後の忠臣蔵」の映画を夫と仲良く見て、初泣きをして、ホスピスの仲間から借りた「龍馬のように生きてみないか」という本を読み始めています。

若い頃は本の虫(本の中毒)で、毎日活字を読まないと落ち着かず、いつでもどこでも本を離せず、ちょっとの暇を見つけては読み、今読んでいる本を読み終わる前には、次に読む本を準備していないと落ち着かないほどでした。

本が好きになったのは、子どもの頃から自信がなく、「あそぼ〜」と友達に声をかける勇気がないし、仲間に入れてもらえないショックを味わうよりは、一人で本を読んでいる方が楽だと思っていたり、本の中で自由に夢を見られたりしたからだと思います。
仲間に入れない寂しさを、本を読む事で紛らわすという生き方を子どもの頃から選んでいたのでしょうね。


60過ぎた今は老眼もあり、よほど興味が湧かないと先へ進まなくなりました。電車の中でも今はただただ目を閉じて、のんびり色んなことを感じている方が楽しくなりました。
歳を取るって良いものですね、あんなに食べられなかったゴーヤが美味しいと感じられるし、筍を食べてもぶつぶつは出来ないし、自分のことが好きになってきたし、自分や人様が許せないといつも角を立ててばかりいたのが、そんなこともあるさ、と許せるようになったし、映画をいつ見に行っても千円だし、眠たいときに寝て、起きたい時間に起きて良いし、行きたいと思う所へ行けるし、自由になってきました。

お釈迦様の言葉を思い出して、今年一年今を大事に、しっかり生きようと思います。

過去を追うな

未来を願うな

過去はすでに捨てられた

未来はまだやって来ない

だから現在のことがらを

現在においてよく観察し

揺らぐことなく動ずることなく

良く見きわめて実践すべし

ただ今日なすべきことを熱心になせ

誰か明日の死のあることを知らん

 みなさまも、どうぞ良い年でありますように心からお祈り申し上げます。





 







 

 

 

 

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