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 ありか通信 バックナンバー

Vol.106 平成21年12月

ありかのメッセージ


 今日は今年最後の通信になりました。皆さん今年一年をどうお過ごしだったでしょうか。

ありかにとって、今年はとても大変な年になりました。人との別れを二度も体験することになって、本当に、人との別れがこんなに辛くて、悲しいものだと言うことを知りました。
皆さんは人との別れを経験したことがありますか。
それも大切な人を亡くしたら、心の奥の奥まで悲しみがいっぱいになるものですね。死別とは体との別れであって魂は繋がっていると解っていても、やはりありかにとっても、ママにとってもこれは納得いかない、辛くて悲しい出来事でした。ママは最愛の母を、そして最愛の娘との別れが一度にやってきました。ありかはありかの関係の中で、一番これから共にいっしょに生きていこうと思っていた、お姉ちゃんとの別れはとてもとても悲しいものでした。今もまだありかの心に時々寂しさが訪れます。皆さん日にちが薬だと言う人がいますが、本当にそうかもしれませんが、ありかはありかのやり方、生き方の中で、お姉ちゃんとの別れた心の整理をやり続けています。今年はそういうことで、年始のご挨拶ができません。
皆さんに年賀状でご挨拶できないご無礼を、どうぞお許しくださいね。

ありかは今年一年とても大変だったと書きました。そんな時だからこそ、いろんなことを感じました。人とのつながりが、こんな時に本当に強さを発揮するものですね。人の心は人の心でしか支えられないのではないかと思いました。ママの心を上手に支えてくれた人、心からありがとう。ありかも支えにはなったかもしれないけれど、本当に支えてくれたのは、ありかよりもずっと前からママを支え続けた友達だったと思います。人の心を支えてくれてありがとう。
ありかはゆっこが支えてくれました。ゆっこや仲間達に支えてもらって、少しづつありかの思いを聞いてもらって、本当に少しづつですが、おねえちゃんにさようならと言えたような気がします
きっとお姉ちゃんは、今もありかやママの頭の上をふわふわと飛んで見守ってくれていると思います。ありかが行く所は、例えばドーナツ屋さんでも、トイレの中でもいっしょについてきて見守ってくれているのだと思います。体は感じられないし、声は聞こえないけれど、はっきりその存在を感じることがあります。

この一年、ありかは少し成長させてもらった気がします。皆さんはどんな一年をすごされたのかなと思っています。恋の一歩を歩き始めた人もいるかもしれませんね。仕事をやり始めた人、いろいろなことに挑戦した人、ゆっこもきっと今年は大忙しの一年だったのではないかと思います。ありかにとってゆっこの存在はとても大きな大きなものですが、ゆっこの人生の中で、ありかとの出会いもまた、きっとすばらしいものだったとありかは思っています。きっとゆっこの人生を大きく左右したのではないかと自負しています。
ありかとゆっこの関係はとても対等なのですよ。障がいを持った人との関係が対等と言うのがとても大切です。障害を持った人を介護する人との関係すべてにいえることだと思いますが、対等でないと一方的にお世話をしてあげていると言う気持ちで介護されるととても辛いものを感じます。そんなことを障害を持つ人が、声たからかに発信するとぺしゃんこにされて、生意気だと思われるかもしれませんが(障害を持っている人も、介護をされている人も発言してほしい)みんな「人は対等なんだよ」という事を解ってくれるともっともっと生きやすくなります。例えば認知症の方との関係も、どうぞ対等だと言う意識を持って関わってくださいね。
ありかも抱っこ法に出会うまでは認知症と言われる人と同じようでしたよ。何も伝わらず、何も伝えられず、何も解っていない人と思われていましたからね。
ありかはこんな風に思っています。ありかの体と心は別物で、体では発しようとすると言葉になりませんが、心ではいっぱいのものを感じているのですよ。失語症と言われている人が何も解らない人と思いますか。しっかりいろんなことを感じていて、でもそれを伝える何かが故障しているだけなのです。どうか人と人とのかかわりを、対等とすることを皆さん一人ひとりが考えてみてください。子供と親だって対等なんですよ。確かに養育してあげないといけないのはわかりますが、その養育の中で、すばらしいものを子供から貰っていることも気づいてください。
介護する時に、介護させてもらう時に大きなプレゼントをいただいていることに気づいている人はどれだけいるのでしょうか。
ありかは久しぶりに熱くなっています。皆にお世話されている人と、お世話させていただいている人という関係が、本当は五部と五部の関係だと言うことに気づいてもらうことが大切だと思います。ありかもいろいろな人と関係を持っていますが、一方的にありかが弱い立場と言うことになると小さくなって萎縮してしまいます。そんな生き方をしたくありません。
今日はスイスイとメッセージを書いてきましたが、今日の外野はとてもうるさい連中でやいやい言います。此処の関係は絶対に対等だ、反対に介護する方が萎縮しているとか言っています。ありかは絶対に対等だと思っています。来年も
この関係を維持していきたいと思っています。皆さんもありかの家に
来て見ませんか。
介護する人と、介護してもらっている人の関係がとても楽しいもの
なんですよ。


 

  

ゆっこの徒然なるままに


いつの間にか師走に入り、今年もあとわずかになってしまいましたね、お変わりございませんでしょうか?
皆さんはどんな1年をお過ごしだったでしょうか?
私は、良く旅に出ました。3年がかりの四国のお遍路さんの旅も、無事に結願を迎えることが出来ました。北京やアメリカのコネチカット州の海外にも出かけ、島原、有田、北海道、東京、諫早、静岡、佐世保なども研修や仕事で出かけました。
その間、大腸がんの検査の為、お尻からカメラを入れたり、就眠時無呼吸症候群で頭にモニターを着け、酸素マスクをしてみたりと色々ありましたが、後は年末25日に胃カメラを飲んで、28日にMRIを撮れば今年も無事終了です。
 胃カメラも、MRIも初めてのことなので、ちょっと緊張もしていますが、きっと何事もなく笑い話になって、30〜31日は家族12人の1泊旅行で今年最後の旅を楽しめると思います。

 来年は正月早々4〜6日に上京して、「和みアート」と言うのを勉強したいと思っています。きっと、ホスピスの講座や「和みの時間」(癒し合い)のワークに使えて、みなさんと楽しめるだろうな〜と思っています。私は子どもの頃は絵を描くのは大好きだったと思うのですが、幼稚園や小学校に入って、人と比べて下手だな〜センスがないな〜と思ってからは、人前で絵を描くのは嫌になっていました。劣等感の塊です。
5〜6年前に「下手で良い、下手が良い」と絵手紙の講座で言われるのを聞いて、ちょっと書いてみようと思いましたが、やはり他の方の作品を見ると怖気づいてしまい、断念してしました。62歳になろうとする今、この劣等感と向き合うのはちょっとしんどいものを感じますが、あえてそのプレッシャーに向き合おうと思っています。
このプレッシャーは、恐怖を感じ萎縮してしまいます。
だからこそ東京までの旅費、ホテル代、研修費を考えたら、途中で放りだすのはもったいない、元を取り戻さなければ…と思って、諦めず絶対自分のものに出来ると思っています(笑)。
お金をかけた「賭け」に出て見ようと思うのです。大きな博打です(笑)。
頭のどこかで「そんなにお金をかけなくても…、自分の感情と向き合えば良いのに」と言う声もしますが、どこかで和みアートを学んで、仕事を止めた時に旅先や仲間たちと、お茶しながら楽しめたら良いな〜と言う思いもあります。

そう言えば、子どものころ亡くなった母から「あんたはね、なんでん3日坊主やろうが、飽きやすの好きやすたい!」と言われた私です。今まで趣味も仕事もやり始めては、「あ〜上手に出来ん、もうこの辺で良か」と沢山のことを潔く手放してきました。小学校の頃のバレー、そろばんから始まって、成人してからも茶道、書道、手話、高齢になってからも絵手紙、手当て講座、体操教室などなど。

子どもの頃に言われた親からの言葉「三日坊主、何も長続きせんね」が、呪縛のように私の体を縛っていたのですが、やっとその呪縛から解放されて、少しずつ自分らしい生き方を見つけられているようです。

そんな私ですが、この頃は亡くなった母親がお空の上から「あんたは、よう頑張りよる!自分に合うもの、合わんものを選んで、自分の信じた道ば歩いて行きよるたい。母ちゃんはいつでんあんたの味方やけんね」と言ってくれているような気がします。
自分が子育てしている時、親から言われて嫌だったはずなのに、子どもについつい否定的な言葉を沢山伝えてしまったなと思います。随分感情的になって怒っていたな〜と思います。
今さら言い訳をしても仕方がないことですが、この年になってやっと「色々とごめんなさい。あなたのことが大好きだよ。本当に心からあなたのことを応援しているよ」と伝えたいと思えます。こんな私を親に選んでくれて、沢山の気付きをありがとう!
あなたのお陰でやっと親になれました。こころからありがとう!



 

 

 

 

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